皆さん、コーヒーは好きですか?このブログを拝見されてる方はきっと、コーヒーに興味がある方と思います。コーヒーは、世界で愛されてる飲み物です。その一杯が人々のコミュニケーションに果たす役割は非常に大きいです。
前回のブログでは、アジア・オセアニア地域のコーヒー豆の選び方やコーヒーの豊かな風味と多様性についてお話しました。今回は、コーヒー豆の選び方アフリカ エチオピア編についてお話します。
このブログでは、アフリカ各地の実際にお店に置いてるコーヒー豆を参考にコーヒー生産国や、それぞれの地域のコーヒー豆の選び方や特徴、その魅力についてご紹介します。アフリカのコーヒーの魅力を再発見し、その豊かな世界を一緒に旅した気分を味わいましょう。
エチオピア
アフリカは、コーヒーの発祥の地とされ、その歴史は千年以上前に遡ります。エチオピアの高地で発見されたコーヒーの木は、現在でも多くの人に親しまれています。アフリカのコーヒーは、独特のフルーティーな風味や明るい酸味が特徴です。
エチオピアでは、コーヒーセレモニーという儀式があります。エチオピアの家庭では、コーヒーは単なる飲み物ではなく、社交の場を提供する重要な要素です。このセレモニーは、何世紀にもわたって続けてきた伝統であり、家族や友人との交流を深めるため人々は、ゆっくりと時間をかけて話をし、親密さと感謝の気持を伝え絆を深める手段となっています。
今日のコーヒーショップも、同様に人々が集まり交流する場として機能しています。コーヒーショップは仕事の打ち合わせ、友人との待ち合わせ、勉強や音楽を聴いたりとリラックスの場として利用されています。コーヒーの香りや味わいは、リラックス効果をもたらし、自然な会話を促進します。エチオピアのセレモニーでも、現代のカフェでも、コーヒーは心を落ち着かせ、人々の交流を円滑にする重要な役割を果たしています。
エチオピアはコーヒーの原産地とされ、世界でも最高品質のコーヒーを生産する地域として広く知られています。主な生産地は、シダモ、イルガチェフェ、ハラ‐、ジンマ、レケンプティ、グジ等、エチオピアのコーヒー生産地域は、各地域の特有の気候と地理的条件により、風味の多様性が生まれています。このため、エチオピアコーヒーは世界中から愛されています。それぞれの地域が持つ独特の風味を楽しむことができるため、エチオピアのコーヒーは特に魅力的です。
・シダモ:フルーティーで明るい酸味とシトラス、ベリー、フローラルな風味。
・イルガチェフェ:ジャスミンやフローラルな香りが強く感じられ、シトラスの明るく爽やかな酸味とベリ ーの甘味や紅茶のような軽やかでクリーンな質感を持っています。
・ハラ‐:ブルーベリーのような果実味とシナモンやナツメグのようなスパイスの香り、ダークチョコレートのような甘さと深み。
・ジンマ:低酸味の中にしっかりとしたコクとナッツやフルーティーな風味が特徴。エチオピアの他の地域 のコーヒーとは異なる独特の風味です。
・レケンプティ:明るいフルーティーな風味とスパイシーな香りです。ナチュラル製法によって、ワインの ような複雑な酸味とチョコレートの甘味がうまく引き出されバランスの取れた豊かな風味が楽しめます。
・グジ:豊かなフルーティーな風味とフローラルな香りです。ナチュラル製法、ウォッシュド製法の両方が行 われており、それぞれ異なる風味を楽しむことができます。
お店に並んでる豆:モカシダモG2、、モカシダモG4、イルガチェフェG1ドメルソウォッシュド、イルガチェ フェG1ナチュラルチェルベサ
1.モカシダモG2・G4(シダモ)
特徴:エチオピアモカシダモG2、G4の違いは、主に品質と味わいにあります。
・G2:エチオピアの中でも高品質とされるグレードです。欠点豆が非常に少なく、選別されています。フル ーティーでフローラルな香りが強く出ることが多いです。ジャスミンやベルガモットなどの明るい香 り。
高品質で、複雑なフルーティーさと鮮やかな酸味。
・G4:G2よりも品質は少し劣りますが、それでも良質なコーヒーとされています。フルーティーでフローラ ルな香りがありますが、G2ほど強くはありません。ナッツやチョコレートのようなよりマイルドでバランスの取れた風味が感じられます。
マイルドでバランスの取れた風味を持ち、ナッツやチョコレートのような落ち着いた味わい。
それぞれの好みや用途に合わせて選ぶと良いと思います。
2.イルガチェフェG1ドメルソウォッシュド、イルガチェフェG1ナチュラルチェルベサ
ドメルソ特徴:シトラスやフローラルな風味と、爽やかで繊細な酸味バランスの取れた甘さ。
チェルベサ特徴:ベリーやトロピカルフルーツのような香りと自然な果実味の甘さが際立ち明るく複雑な酸味。
エチオピア イルガチェフェ地域のコーヒーは、そのユニークな地理と気候により、非常に特別な風味を持っています。ナチュラル製法のチェルベサは、フルーティーで甘みのある風味が特徴で、ウォッシュド製法のドメルソは、クリーンで明確なシトラスやフローラルな香りが魅力です。どちらのコーヒーも、エチオピアの豊かなコーヒー文化と伝統を感じさせる素晴らしいコーヒーです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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